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尾木直樹『尾木ママの黙っていられない!』KKベストセラーズ、2011年4月

著者の尾木直樹さんは、「ほんまでっか!?TV」ほか多くのバラエティ番組にも出演中です。やさしい語り口と笑顔から“尾木ママ”の愛称で親しまれています。法政大学キャリアデザイン学部教授・早稲田大学大学院教育学研究科教授で、臨床研究所「虹」所長、教育評論家としても有名です。私立海城高校、東京都公立中学校などの教育現場で22年間にわたりユニークで独創的な教育実践を展開してきました。
 尾木先生は、「どんな子も才能の原石!」だと言います。子どもの才能は、学校のカリキュラムだけでは見つからないかもしれないという意識を持つことで、子どもを見る視線もより多角的なものになって、理解も深まります。ゲームに夢中でお母さんを悩ませている子どもには、人並み外れた集中力や手先の器用さが備わっているかもしれないと言います。
 昨今の教育事情は、学校でも勉強、放課後も塾で勉強といった状況です。学習以外の才能があっても、それに気づくことのできる機会も少なくなっています。勉強ができることはとても大切なことです。しかし勉強だけしか見てもらえなかったら、勉強が不得意な子どもはいったいどんな気持ちになってしまうでしょうか。
 私は本書を読んでいて、ふと自分の子ども時代のことを思い出しました。そういえば勉強ができなくても、走ることが得意な子どもや、みんなの前で毎日の出来事を発表することが得意な子ども、木登りがやたら上手な子どもなど、みんなに一目置かれていた同級生がたくさんいました。
 それが現在では、勉強だけが才能を測る指標となってしまってすごくつまらないし、残念で仕方ありません。人間は一人ひとりみんな違って当たり前です。みんな同じだったら怖い世の中です。本書はそんな素朴なことを気づかせてくれました。
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